高齢出産を願う

安産のためのお産の4要素

お産がスムーズに進んで行くためには、4つの要素が必要になります。

お産の際には、ママ一人が陣痛の痛みと戦っているわけではありません。

これから生まれてくる赤ちゃんも、狭い産道を通るために、様々な努力と工夫をしているのです。

お産は、ママと赤ちゃんとの共同作業と考えて、つらい痛みを乗り切っていきましょう。

スムーズなお産のためには、次の4つの要素がうまくかみ合うことが大切です。

・陣痛(子宮収縮)
・産道の広さと軟らかさ
・赤ちゃんの大きさと回旋
・ママのリラックス

これらのうちのどれか一つが欠けても、経腟分娩が難しくなったり、お産が長引いたりしてしまいます。

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陣痛は赤ちゃんを押し出す原動力

お産が苦しいのは陣痛があるからですが、この陣痛があるからこそ、赤ちゃんがスムーズに出てこられるのです。

陣痛は子宮の収縮によって起こりますが、その収縮は規則的に起き、次第に間隔が短く強くなっていきます。

陣痛によって、少しずつ子宮口が開いていき、全部開いた状態(全開大)に達すると、赤ちゃんは子宮からから出て産道へ進むことができます。

初産の場合には、子宮口が全開になるまでに、平均して12時間程度かかるといわれていますが、高齢になると、陣痛が微弱になりやすく、お産が長引く傾向にあります。

高齢で出産する場合には、特に、呼吸法や補助動作などを取り入れることで、リラックスして有効な陣痛の波を得ることが大切になります。

産道の状態

産道には、軟産道と骨産道があります。

軟産道は筋肉や靱帯からなるやわらかい部分で、一方の骨産道はそのまわりにある骨盤の内側をさします。

分娩の際には、ホルモンの働きで、軟産道はやわらかく伸びて、骨産道は結合部が緩んできます。

産道の伸びや広がり方には個人差がありますが、太りすぎていると、産道に脂肪がついて狭くなってしまうこともあるので、注意が必要です。

赤ちゃんの状態

赤ちゃんの大きさや回旋運動も、分娩の進み具合を決める重要な要素になります。

回旋運動とは、赤ちゃんが、産道や母体の骨盤の形に合わせて体や頭を回転させることですが、回旋運動がうまくいかない回旋異常は、お産が長引いて難産の原因になることがあります。

また、赤ちゃんには、児頭応形機能という機能が備わっています。

赤ちゃんの頭は、4つの骨が合わさってできていますが、児頭応形機能は、狭い産道をうまく通り抜けるために、頭の骨の継ぎ目の部分を重ね合わせて、頭の大きさを細長くする機能です。

産道に合わせて、頭を細長くすることができるというわけです。

ママのリラックス

ママが緊張して体が硬くなっていると、陣痛が弱くなったり、赤ちゃんが産道を通りにくくなったりすることがあります。

お産の際にママがリラックスすることはとても大事なことなので、自分なりのリラックス法を見つけるようにしましょう。


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