高齢出産を願う

婦人病の早期発見・早期治療で妊娠力アップ!

妊娠前には婦人科に行きづらいという女性も多いかもしれませんが、自覚症状があまりなくても、妊娠に影響するようなトラブルが隠れていることもあります。

特に、妊娠を望んでいる時には、月経痛が重かったり、月経が不順だったりというような気になる症状がある場合には、健康チェックも兼ねて、できるだけ婦人科を受診するようにしたいものです。

婦人科で検診を受ける

婦人病の早期発見に効果的なのが、婦人科検診です。

婦人科検診の一般的な検査内容は、「問診」「内診」「超音波検査」「子宮がん検査」「血液検査」などです。

初めての受診の際には、内診台に乗ることに抵抗を感じるかもしれませんが、緊張せずにリラックスするようにしましょう。

一度受診すれば抵抗感は薄れていくので、婦人病を早期に発見するためにも、定期的に受診するようにしたいものです。


問診

月経周期、月経時の経血量、痛みなど気になる症状や心配に思っていることを問診票に書きます。

内診

内診台で、お腹の上と膣内から子宮や卵巣を触り、膣の分泌物を採取して膣炎などの病気を検査します。

超音波検査

内診台で、経膣プローブという棒状の器具を膣に挿入して、子宮や卵巣の状態を調べます。

子宮がん検査

棒状の器具で子宮の入口や体部の細胞を採取して、がん細胞がないかを調べます。

血液検査

血液を採取して、肝機能、腎機能、コレステロール値、ホルモンバランス、子宮内膜症などを調べます。

妊娠年齢の上昇でトラブルが増加傾向に

女性には、女性ホルモンの影響などで、年代別に起こりやすい病気や症状というものがあります。

思春期には月経不順や月経痛などが多く見られますが、成熟期に入ると子宮や卵巣そのもののトラブルが増えていき、性感染症のリスクも高くなっていきます。

その後は、更年期障害、骨粗しょう症、乳がんなどに注意が必要となります。

子宮内膜症、子宮筋腫

子宮内膜症や子宮筋腫は、妊娠前の女性に多いトラブルですが、子宮内膜症の場合は、妊娠すると月経がなくなるので、病気そのものが治ってしまったり、症状が軽くなることが多いです。

以前、女性が20代の前半から何人も子供を産んでいた頃は、妊娠している期間が長く月経の期間が短かったので、子宮内膜症は現在ほど多くは発症せず、子宮筋腫も子供を産んだ後の病気というのが一般的でした。

しかし、現在では出産年齢が高くなり、子供を産む回数も減少してきているので、月経の期間が長くなって婦人病の発症が増えてきていると言われています。

成熟期の女性は、仕事などの関係もあり、体の不調に気づいても後回しにしてしまうことが多いようですが、その不調が、実は病気のサインだということもあります。

子宮内膜症は不妊の原因にもなり、子宮筋腫は出産に影響を及ぼすと言われています。

医学の進歩で、治療できる病気も増えてきましたが、早期発見・早期治療により、治癒する可能性もグンと高くなり、治療にかかる時間もグンと短縮できます。

深刻な状態になる前に病気を発見するためにも、婦人科検診は定期的に受診するようにしたいものです。